関西和泉株式会社関西和泉株式会社

『やさしく、しっかりと包む』そして『環境へのやさしさを』

持続可能な未来の実現へ向け、環境への負荷を減らしたい。
その目標に大きく貢献する環境対応品がエアセルマット・エコロクにはあります。

例えば、製品の原料のポリエチレンをリサイクル原料に90%以上置き換えたリサイクルタイプ、
また、バイオマス原料を25%以上配合し、環境負荷を低減した商品がラインナップ。

リサイクル原料配合エアセル

エコロクRSR-100 
エアセルマットZMR-100

安全で質の高いリサイクル原料を90%以上も配合

リサイクル原料は、製品の製造時に工場で発生した端材や製品とならないロス素材など、本来廃棄処理されてしまう部分を資源として新たに利用できるようにリサイクルするため、その品質には課題がありました。

例えば、一度使用したポリエチレンをリサイクルすることで、ポリエチレン自体の劣化が発生し、ポリエチレンとしての性能が低下することや、さまざまなロス材を使用してリサイクルをすることで、本来求めていない化学物質が混入するなどの不安が挙げられます。

しかし当社では、リサイクル企業との協力の元、無用な化学物質の混入が無いリサイクル原料の使用が可能になりました。

また、リサイクル原料を使用することで、資源のリサイクルとなり、環境負荷の低減に貢献します。

従来の使用感を維持したままで、製品を約11%軽量化

エアセルマット・エコロクの主原料はポリエチレン樹脂です。
環境への負荷を下げるため、使用する原料の量を減らす、というのが1つの手段ですが、原料を少なくすれば、元通りの機能(強度・剛性)を維持できないことが課題でした。

この課題の解決に向け、試作と試験を繰り返し、また、当社の長年の製造技術の積み重ねにより、原料の使用量を約11%減らしても、元通りの強度を維持した製品の開発に成功しました。
(※RSR-100はRS-100、ZMR-100はZM-100と比較)

製品の軽量化により、使用するポリエチレン樹脂量の削減はもちろん、梱包したモノの輸送時にも輸送負荷を抑えることができ、「環境への負担を減らす」目標のために大いに貢献いたします。

CO2の排出量を大きく削減

環境への負荷の中でも注目されている二酸化炭素の排出量。

原料となるポリエチレン樹脂の製造から燃焼までのサイクルで比較すると、リサイクル原料を90%以上配合し、製品を約11%軽量化することで、排出されるCO2の量は約32%削減されます。
例えば、従来品のRS-100の原反ロールを週に5本、月に20本ご使用の場合、RSR-100に置き換えることで、月々約77kg、年間にすると約930kg分のCO2排出の削減になります。

(JaIME)「プラスチック製容器包装再商品化手法およびエネルギーリカバリーの環境負荷評価(LCA)」に基づき算出

試験データ

※測定値であり、保証値ではありません。

品番対応表

*RSR-100
各種規格サイズ以外のロール品(巻きM数、ロール幅)につきましては、お問い合わせください。
規格サイズ以下のスリットも対応可能となっております。カットや袋品への加工も可能です。お問い合わせください。
*ZMR-100
加工品(カットや袋品等)のみの販売です。ロール品での販売はございません。

バイオマス原料配合エアセル

エコロクバイオ『BS-100』は、植物由来の原料を配合する事で、地球環境への負荷を減らす事に貢献します。

 

原料の製造から製品の廃棄までを1つのサイクルの中で、水や二酸化炭素を通して環境が循環していますので、エコロクバイオ『BS-100』は環境負荷を低減する事に有効です。

 

エコロクバイオ『BS-100』がバイオマス配合のプラスチックである事は、日本バイオプラスチック協会から認定され、認定マークを取得しています。

品番対応表

品番対応表品番対応表

バイオマスプラスチックとその特長

再生可能な有機資源(バイオマス原料)を原料に配合して、本来の有用性を損なわずに製造されたプラスチック製品の事です。

プラスチック製品は、燃焼・生分解時に二酸化炭素を発生させますが、バイオマス原料の素材となる植物が、成長時に光合成で二酸化炭素を吸収しています。

また、新たに育つ原料となる植物が二酸化炭素を吸収して成長します。

原料の製造から製品の廃棄までを1つのサイクルとして考えると、水や二酸化炭素を通して、環境が循環しています。

さらに、原料となる植物も、継続して栽培可能な『再生可能資源』で有る為、石油の様に将来的に枯渇する事無く、継続的に原料の供給が可能な事も特長の一つと言えます。